不動産オーナー編 〜ステージング〜

マンションの入居者がなかなか決まらない・・物件が古くなってくると空室期間が長くなってきます。

新しい物件が近隣にどんどん出来てくるエリアでは当然の流れです。

そこで業者から提案されるのは賃料の値下げですが、まだ他に何かできる事はないか、

考えてみる事が大切です。

同じレベルの築年数と広さの他のマンションと比べ、自社の物件はどうでしょう?

日常のお掃除はもちろんですが、ゴミ捨て場も時折チェックして撤収してもらえないものまで残置されてないか見ます。

有れば即撤去してもらうか、自ら車で撤収し指定場所へ捨てに行くこともあります。

薄汚れたイメージの物件にならないための、ベーシックで大切な視点です。

そして次に私が特に力を入れた空室発生時の対応策が、「ステージング」です。

ステージングとは、部屋の中にカーテンや照明、家具などを少し置いて

住んだ時のイメージを膨らませる・・と言うものです。

経費は少しかかりますが、結局空室期間を長引かせない事に繋がるので、とても有効だと思います。

数あるマンションの中から訪問してくださったチャンスを逃さず、最大限当マンションを印象付ける意味もあります。

そして、ステージングのポイントとしては、そのマンションの入居者の年齢や性別、種別に添ったレイアウトを考える事です。

オーナーさんの趣味が前に出過ぎない様に注意してくださいね。

あくまで、内覧に来られた方の気持ちにフィットしなければ、意味がありませんから。

ステージングの作業は女性に向いていると思います。

「自分だったらどう感じるかな?」その気持ちにいつも立ち返ってみたら、

見えてくると思います。

お客様の反応を見ながら変化させてゆければ、最強の客付けポイントになると思います。

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